絶対値
abs(x) で x の絶対値を返す。
[先頭] [末尾]逆余弦
acos(x) で x の逆余弦を返す。
関数値は -π/2 ~ π/2 ラジアンの範囲となる。
逆正弦
asin(x) で x の逆正弦を返す。
関数値は -π/2 ~ π/2 ラジアンの範囲となる。
逆正接
atan(x) で x の逆正接を返す。
関数値は 0 ~ π ラジアンの範囲となる。
2引数逆正接
atan2(y, x) で x = r cos θ, y = r sin θ となる θ を返す。 関数値は -π ~ π ラジアンの範囲となる。
[先頭] [末尾]天井関数(+∞方向丸め)
ceil(x) で x を下回らない最小の整数を返す。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
余弦
cos(x) で x の余弦を返す。
x の単位はラジアンとする。
指数
exp(x) で e (ネイピア数) の x 乗を返す。
[先頭] [末尾]床関数(-∞方向丸め)
floor(x) で x を超えない最大の整数を返す。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
浮動小数点の一様乱数
frandom(x) で、x が 0 のとき(省略可能) 区間 [0,1) の一様乱数系列のひとつの値を返す。
x が正のとき 区間 [0,x) の一様乱数系列のひとつの値を返す。
現在 x が負の時は 0 と同じ扱いになっているが変更の可能性がある。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
ガンマ関数
gamma(x) で x のガンマ関数の値を返す。
[先頭] [末尾]ガンマ自然対数
gammaln(x) で x のガンマ関数の値の絶対値の自然対数を返す。 意味としては ln(abs(gamma(x))) に等しいが、オーバフローを回避して計算できる x の範囲が広い。
[先頭] [末尾]自然対数
ln(x) で x の自然対数(底はネイピア数)を返す。
[先頭] [末尾]対数
log(x, b) で b を底とする x の対数を返す。
第2引数 b は省略可能でデフォルトの値は 10 である。したがってこのとき log は常用対数となる。
常用対数
log10(x) で x の常用対数(底は 10)を返す。
[先頭] [末尾]最大
max(x, ...) で x, ... の最大値を返す。
[先頭] [末尾]最小
min(x, ...) で x, ... の最小値を返す。
[先頭] [末尾]剰余
mod(x, y) で x を y で割った余りを返す。
関数値は x と同符号で、絶対値は y 未満となる。
一様乱数
random(x) で、x が 0 のとき(省略可能) 区間 [0,1) の一様乱数系列のひとつの値を返す。
x が正の整数のとき整数 0..x-1 の一様乱数系列のひとつの値を返す。
x が正の非整数のとき 区間 [0,x) の一様乱数系列のひとつの値を返す。
現在 x が負の時は 0 と同じ扱いになっているが変更の可能性がある。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
指定桁四捨五入
round(x, d) で d で指定した桁に x を四捨五入で丸めて返す。
d 自体が小数の時は d を 0 方向に丸める
d が 0 (省略可能)のとき x を整数に丸める。
正のときは小数点以下が d 桁になるように x を丸める。
負のときは整数で下から d の絶対値分の桁数が 0 になるように x を丸める。
0.5 の丸めは C++ の標準関数 std::round と同様に、0 から離れる方向とする。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
指定桁0方向丸め
rounddown(x, d) で d で指定した桁に x を0方向に丸めて返す。
d 自体が小数の時は d を 0 方向に丸める。
d が 0 (省略可能)のとき x を整数に丸める。
正のときは小数点以下が d 桁になるように x を丸める。
負のときは整数で下から d の絶対値分の桁数が 0 になるように x を丸める。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
指定桁0から離れる方向丸め
roundup(x, d) で d で指定した桁に x を0から離れる方向に丸めて返す。
d 自体が小数の時は d を 0 方向に丸める。
d が 0 (省略可能)のとき x を整数に丸める。
正のときは小数点以下が d 桁になるように x を丸める。
負のときは整数で下から d の絶対値分の桁数が 0 になるように x を丸める。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。
符号
sign(x) で x が正の時 1、0 のとき 0、負の時 -1 を返す。
[先頭] [末尾]正弦
sin(x) で x の正弦を返す。
x の単位はラジアンとする。
平方根
sqrt(x) で x の非負の平方根を返す。
[先頭] [末尾]正接
tan(x) で x の正接を返す。
x の単位はラジアンとする。
絶対値切り捨て(0方向丸め)
trunc(x) で x の絶対値を切り捨てて返す。
この関数では別途指定する誤差の吸収を行う。